クアラルンプールには安くて美味しい食べ物がいっぱい！その中でも地元の人も観光客も大人気のお店が集まっているのがチャイナタウン。チャイナタウンというと中華のお店のイメージが強いですが、クアラルンプールのチャイナタウンは他の国のチャイナタウンと違っているのが特徴。マレーシアと中華のオリジナルといった感じで、いわゆる普通の中華ではありませんが、どれもめちゃくちゃ美味しいです！何代も続く名店がひしめきあっているので、どこに食べに行こうか迷ってしまうくらい！逆に何を食べるか迷ったらチャイナタウンへ行くのもあり！
これが雲吞麺？冠記のウマウマ雲吞麺は必食！
チャイナタウンで不動の人気を誇る冠記は雲吞麺で有名なお店。店構えはノスタルジックなとても時代を感じる佇まい。このお店で提供しているのは雲吞麺のみ。席に着くとドライかスープかを聞かれます。ドライは汁なし、スープは汁ありですが、ココはドライ雲吞麺が有名。実は私もドライしか食べたことがありません。
コチラが雲吞麺ドライ。思っていた雲吞麺と違うのがきました（笑）見た目味が濃そうに見えるのですが、これが意外とあっさり。そして上に乗っているのは雲吞ではなくチャーシュー。甘めのタレがかかっていて程よく脂身もあってめちゃくちゃ美味しい！でもこの後、再訪問したときはチャーシューが乗っていなかったんですよね、チャーシューなしになっちゃったのかな？チャーシューはあったほうが好みですが、なくても十分美味しい。
雲吞はどこ？と思ったら一緒についてきたスープの中にありました。エビがぷりぷりでこれまた美味しい！このスープはそのまま飲んでも美味しいのですが、麺にかけても美味しい。私は少量を麺にかけながら食べるのがヒットでした。
食事時はめちゃくちゃ込み合います。回転が早いので思ったよりかは早く席に着くことができますが、時間を外して行くのがいいかも。
マレーシアのホッケンミーの元祖！地味な見ためだけど美味しすぎる金蓮記
マレーシアのホッケンミーの元祖と言われている金蓮記。ホッケンミーはシンガポールが有名ですが、マレーシアのホッケンミーはシンガポールとは全くの別物。見た目も味も全然違います。実は見た目がイマイチでずっと敬遠していたんですが、かなり私の好みの味でした。
こちらがクアラルンプールのホッケンミー。シンガポールのホッケンミーを想像していた方はちょっとびっくりするかも。私も初め想像してたのと違ってちょっと微妙かなーと思っていたのですが。食べてびっくり！めっちゃ美味しい！クアラルンプールのホッケンミーは魚介の乾物の粉末と黒い醤油を使うのが一般的なのでこんな見ためなのです。麺に味がしっかりついているのにしつこくないし、コクもあってかなりウマウマな一品。ビールにもよく合います（が、ビールは結構高いです…）。コレは是非食べてほしいグルメです。
鯉のお粥？とろとろのお粥が美味しい漢記
こちらはお粥が有名な漢記。1949年から続く老舗のお店で、朝から地元の人や観光客が訪れる人気店。お値段も手ごろで朝ごはんにぴったりなお店です。
漢記で一番人気なのがなんと鯉のお刺身のお粥。鯉？しかもお刺身？とちょっと抵抗がある方も多いかもしれませんが、先に感想を言うと臭みも全くないし、意外といけるという感じです。お粥自体はとろとろになるまで煮込まれており、優しい味付けです。
食べ方はアツアツのお粥の中にドサッと鯉の刺身を入れちゃいます。お粥の熱でお刺身をレア状態にしていただきます。ごま油の香りと生姜、パクチーがいいアクセントになっています。ただ暑いクアラルンプールでアツアツのお粥を食べるのは、結構汗がダラダラになりまして（笑）。涼しい時間帯に行くのがベストです。
チキンライスならココ！鶏肉の出汁がしっかり美味しい南香
東南アジアに行くと食べたくなるチキンライス。日本でチキンライスというとケチャップベースの鶏肉を小さく切ったものが入ったイメージですが、東南アジアでは鶏肉出汁が効いたゴハンに蒸し鶏を乗せて食べるスタイル。クアラルンプールのチキンライスの名店がチャイナタウンにもあります！
鶏肉の種類はスチーム（蒸し）とロースト（焼き）があります。どちらも食べたい！という方には両方のせたミックスもあるのでオススメ。私はミックスのチキンライスをいただきました。スチームはふっくら柔らかに蒸しあげていてプリプリ！ローストは味がしっかりしみ込んでこちらも美味しい！左側のタレはチリとジンジャーのもので、甘辛いのが好きな方は是非つけて食べてみて。
オススメはセットのメニュー。セットには野菜がついてきて、これが量もたっぷで新鮮で美味しい！野菜の種類も色々あるので、大人数で行ってシェアするのもオススメです。
定番デザート！KIM SOYA BEANの豆腐花
チャイナタウンでは中華の人気デザートの豆腐花が食べることができるKIM SOYA BEAN。屋台形式のお店で、テイクアウトのみですが、常に行列の人気店。豆腐花以外にも豆乳も売られています。
コチラが大人気の豆腐花。固めた豆乳の上に甘い蜜をかけたもので、お腹がいっぱいでもスルスル入る一品。甘さ控えめなので豆乳の味をしっかり感じることができます。ただ予想外だったのがホットだったこと。結構暑くなっちゃいましたが、とても美味しくいただきました。
変わり種デザートならココ！恭和堂の亀ゼリー
変わり種デザートで是非食べてみたいのが亀ゼリー。豪華な店構えの恭和堂では店内でもテイクアウトでも亀ゼリーを食べることができます。亀ゼリーは漢方のデザートでなんと入っている漢方の種類は24種類！疲労回復や美容にも効くので、旅行中の疲れた身体にピッタリ！
コチラが亀ゼリー。黒い見ためでいかにも苦そう！って感じなのですが、甘いシロップをかけて食べるので程よい甘さになるので、めちゃくちゃ食べやすいです。一口めはイマイチ？と思ったのですが、食べ続けていると味も食感もなんだかクセになる感じ。お値段もお手頃なので一度試しに食べてみてください。
チャイナタウンの行き方
アクセスは非常に簡単！クアラルンプールの中央駅であるKLセントラルからLRTで一駅先のPesar Suni（パサール・スニ）駅から徒歩5分。繁華街のBukit BIngtan（ブキッ・ビンタン）駅からはMRTで2駅先のPesar Suni（パサール・スニ）駅へ。夜遅い時やサクッと行きたい場合はタクシーやgrab等を使ってもいいかも。
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