【バンコク近郊】日本ではできない体験!列車スレスレを楽しむメークロン市場

タイ

日本でなかなか体験できないことを見聞きできるのが海外旅行の醍醐味の1つ。タイでは地元の生活感を感じることのできる市場巡りが人気です。その中でも人気が高いのが線路脇に市場が並ぶメークロン市場。電車が通らない時間帯は線路が買い物客の通り道で賑わい、列車が通るとものの数分で片付けてお店のスレスレを列車が通り抜けます。行きは列車に乗って列車の中からのスレスレ感を楽しみ、その後線路脇からのスリルを楽しむのがオススメです!まさに日本ではできない体験です。

メークロン市場への列車はバーレーン駅から

メークロン市場への列車に乗るにはまずバーレーン駅を目指します。バーレーン駅へはバンコク国鉄のウォンウェン・ヤイ駅から列車と渡し舟を乗り継いで約1時間半。バーレーン駅への行き方は後でお伝えしますが、それなりに時間がかかります。列車に乗らなくてもいいという方は乗り合いバスのロットゥーがバンコクから出ています。

ちなみに無計画に出かけてしまうと列車に乗るのにかなり待たなければなりません。メークロン市場行きの列車は1日4本で7:30、10:10、13:30、16:40のみ。最終の16:40だとお店も閉まってしまうので、実質3本です。ちなみに私は朝一の7時半に乗るために、朝5時半のウォンウェン・ヤイ駅発の列車に乗りました(というのも、たまたま朝4時ごろの到着便だったので…)。なので深夜便でバンコクに行く方は初日に行くのも手です。

コチラのカラフルな列車でメークロン市場へ出発します。始発だったのもありますが、時間には正確で、10分ほど前に列車が来ました。ココからメークロン市場までは約1時間かかるので、お手洗いには行っておきましょう。普通に綺麗めなお手洗いでした。

野菜の上を通り抜ける!?列車からメークロン市場を体験!

メークロン市場行きの列車の車内。イスは固いですが普通に綺麗な車内です。バーレーン駅から乗っている人はあまり多くありませんでしたが、途中からツアーと思われしき団体が乗ってきました。左右どちらに座ってもメークロン市場のスレスレ感は楽しめますが、絶対に進行方向がオススメです。

メークロン市場に着くまではのどかな風景が続きますが、メークロン市場に近づくと車内放送があるのでカメラの準備を!速度はゆっくりですが、あっという間に通り過ぎてしまいます。そして、スレスレ具合が半端ない!線路脇にもたくさんの人がカメラを構えており、有名人気分になっちゃいます。列車にいる人と線路脇の人とでハイタッチをしている人も!

こんな感じで野菜の下を通り抜けます。お店の人は毎日のことなので通常モードで作業を続けているのが面白い。そして駅に着くとめちゃくちゃたくさんの観光客に歓迎される(笑)。なかなか日本では体験できないことなのでとても楽しく、新鮮です。

線路の市場!メークロン市場を探検しよう!

コチラが終着のメークロン駅。電車が到着するときは、まるで芸能人になったかのような歓迎がありますが、電車がいない時間帯はのんびりとした雰囲気です。線路上に犬が寝転んでいたりと平和そのもの。

列車が来ない時はこのように線路が通り道となり、線路ギリギリまで商品が並びます。売られているのは野菜やお肉から、洋服、お菓子やお土産まで様々!こんな光景はなかなか他で見ることができないので貴重!ただ飲食店は飲み物やアイス等の手渡し商品しかないので、ランチ等のゴハン系を食べる場合は駅付近か少し線路から離れた場所に行ってくださいね。

スリルを楽しむ!線路から見る列車

今度は線路脇からスレスレの列車を体験してみましょう。列車が近づくと放送があり、お店の人たちはそそくさと片付けを始めます。みなさん、めちゃくちゃ素早く片付けて約3分ほどで屋根を折りたたみ、商品を引いて、列車が通れるようにします。

ゆっくりと列車が近づいてきました!何かあればすぐに止まれる速度ですが、それでも近くを通るとハラハラしてスリル満点!

めちゃくちゃ計算された置き方!高さのあるものは片付けていますが、低く並べられている商品はそのまま通過しちゃうんです!野菜に汚れが…というのはさておき、コレはなかなか体験できないし、日本では絶対見ることができない光景です。

ちなみに私がみていた光景はコレ!めちゃくちゃギリギリなんです!もしふらついたりしたら、絶対ぶつかりそうなくらいの近さ!大丈夫と思っても結構スリルがあり、ドキドキしちゃいました。

そして面白いのが列車が通り過ぎたそばから何事もなかったかのように、日よけの屋根や商品が戻されていく。このメークロン市場は列車が通るたびに屋根が折りたたまれるので、別名折りたたみ市場とも呼ばれています。

バンコクからのプチトリップにピッタリ!

メークロン市場まではバンコク市内からは列車を使って約3時間なので、バンコクからのプチトリップのぴったり!帰りは列車だと時間がかかるので、ロットゥーで帰るのがオススメ。ロットゥーは乗り合いバスで約1時間半でバンコク市内に戻ることができます。

メークロン市場までの列車での行き方

バンコク市内からメークロン市場へは、まずバンコク国鉄のウォンウェン・ヤイ駅に行きます。始発は5時半。かなり早いですが、個人的にはこの始発で向かうのがオススメ。ココから終点のマハチャイ駅まで向かいます。マハチャイ駅までの所要時間は約1時間。

マハチャイ駅からは船着き場を目指します。駅前の市場を通り過ぎ、途中は商店街っぽい場所を通り過ぎています。この時6時半くらいでしたが、かなり賑わっていました。少し時間があるので、朝ごはんを簡単に済ますのもありです(といっても15分くらいしか時間はありませんが…)。

市場と商店街を通り抜けたら、遠くからでもこの建物が見えます。ココが船着き場で、マハチャイ駅からは10分弱。

ココから船で対岸に渡ります。人々の生活の足となっているようで、たくさんの人が乗り降りします。対岸までは3分ほど、乗り遅れても5分も待てば船がやってきます。

船を降りてまっすぐ進むと右手にこの看板が。英語でもバーレーン、メークロン線とありますね。この看板の通り右手に曲がって進んでいくと…。

この象のある建物が見えてきたら、バーレーン駅はすぐそこ。渡し舟を降りてからココまでが10分弱。マハチャイ駅からはだいたい30分を見ていたら余裕だと思います。

ウォンウェン・ヤイ駅から1時間半くらいでバーレーン駅に到着。ココからは先に説明した7:30、10:10、13:30、16:40の列車でメークロン市場に向かいます。メークロン駅までは約1時間なので、ウォンウェン・ヤイ駅からはトータル約3時間です。

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