ラスベガスは現在は大型ホテルが立ち並ぶストリップ地区が主流ですが、その昔はダウンタウンこそがラスベガスのカジノ街でした。現在ダウンタウンは新しい見どころが増える中で、昔ながらの懐かしい風景も見ることができます。そんなダウンタウンの見どころをご紹介!ストリップ地区からは少し離れてはいますが、夜遅くまでバスも走っているので気軽に訪れることができます。
ダウンタウンの中心!フリーモント・ストリート
ダウンタウンの中心はフリーモント・ストリート。約450mのアーケードにはホテル、お土産屋、飲食店が並び、たくさんのパフォーマーがいてダウンタウンで最も賑わっている通りです。アーケードの天井には映像が映し出され、夜にはネオンで華やかになり、昔ながらのラスベガスのカジノの雰囲気を味わえます。
日が沈むとフリーモント・ストリート・エクスペリエンスと呼ばれる光と音のショーが、毎時00分から約10分間開催されます。ネオンを放っていたホテルや飲食店等の光は消され、天井アーケードの映像だけが光を放ちます。毎回音楽や映像も違うので、どの時間帯でも、何回でも楽しめちゃいます。
ネオンも見どころの1つ。ダウンタウンのネオンはちょっとレトロで可愛い!ストリップとは一味違ったネオンを楽しめます。
フリーモント・ストリートのお土産はTHEラスベガスな定番ものが、ストリップ地区よりも安く売られています。もし定番のお土産を買いたいのであれば、是非フリーモント・ストリートのお土産屋をのぞいてみてください!安くてラスベガスらしいお土産を見つけることができますよ!
ダウンタウンは食事もストリップ地区に比べて美味しいものが安く食べることができます。特にハッピーアワーの時間帯は待ち時間ができてしまうほど!上の写真のプライムリブはフリーモントカジノ内にあるトニーローマでハッピーアワーで食べたもの。お値段なんと8.99ドル!物価の高いアメリカでこの値段は破格!ダウンタウンではハッピーアワーも楽しんでください。
ダウンタウンのホテルを楽しもう!
ダウンタウンのホテルは新しいホテルもたくさんできていますが、昔ながらのノスタルジックなホテルが残っているのも特徴。ストリップにはないレトロな魅力的なホテルもあれば、あの映画で使われたホテルも!他の都市と違って宿泊客以外でも入りやすいので、気になるホテルはどんどん入って見ましょう!
フリーモント・ストリートの正面に立つプラザホテル。この外観どこかで見たことないですか?そう、マイケル・J・フォックス主演のバック・トゥ・ザ・フューチャー2に出てきたホテルなんです!ストリップに比べて宿泊代も安いので、ココに泊まるのもありですね!
コチラはメイン・ストリート・ステーション・ホテルの館内。ホテルの名前にあるようにコチラのホテルにはところどころに駅舎を思わせる造りがあります。ココなんて昔の駅の待合室みたいですよね!ホテルの外にも列車があり、ホテル見学も楽しいです。
こちらは昔のスロットマシンです。単純に真ん中に同じ絵柄が揃ったらアタリというもの。配当とかも書かれていて、なかなか面白いです。今はビデオスロットが主流になったので、スロットマシンもだいぶ進化しました。私が初めてラスベガスに訪れた時は、ダウンタウンにはまだコイン式のカジノが多少残っていたのですが、今は多分ゼロです。
フォトジェニックなスポット!ウォールアート
ダウンタウンの隠れた見どころがウォールアート。フリーモント・ストリートから徒歩10分圏内にたくさんのアートがいたるところに描かれています。
コチラはKevin Lyons氏が手掛けたウォールアート。このモンスターたち、どこかで見たことないですか?そう、ハワイのオアフ島のカカアコで有名なウォールアートの作品がココ、ラスベガスにもあるんです!ダウンタウンに来たなら見逃せない作品です。
ウォールアートだけでなく、コンテナアートも!コチラは公園のようなだだっ広い場所にポツンと置かれているコンテナなのですが、パキッとした色合いが印象的でとってもフォトジェニック!
ウォールアートのある地域はフリーモント・ストリートから近いですが、フリーモント・ストリートを離れると治安がいいとは言い難いので、明るいうちに訪れてください。
コンテナ・パークのカマキリは必見!
フリーモント・ストリートから徒歩5分くらいの場所にあるコンテナ・パーク。ココは昼間は子供も遊べる施設、夜はバーで楽しむ大人たちの施設で、ダウンタウンの人気のスポットです。その人気に一役かっているのが、施設前にあるカマキリのオブジェ。日没後、音楽に合わせてカマキリの触覚から火を噴くダイナミックな演出があります。ノリノリの音楽で火を噴くカマキリは必見です!
コンテナ・パークは広くはないですが、個性的なお店がいっぱい!飲食店もあり、コンテナながらオシャレな空間を作りだしているので、食事や夜にお酒を飲むのもオススメです。
そして、このコンテナ・パークには子供が遊べるキッズコーナーが充実しているのも特徴。昼間は子連れファミリーが目立ちます。施設は有料ゾーンの他にも無料ゾーンもあります。上の写真の大きなオセロは無料ゾーンで遊べるものです。
ダウンタウンにはフリーモント・ストリート・エクスペリエンスを見るために夜に訪れる人が多いですが、アートや食事も楽しむのであれば夕方までに訪れて楽しんでください!
アクセス
ストリップ地区より SDX:約20分、DEUCE:約30分、タクシー:15分
※レンタカーで行くのであれば、プラザホテル、メイン・ストリート・ステーション・ホテルであれば平日は10ドルで止めることができます(2023年2月現在)。ホテル以外のパーキングもありますが、個人的にはホテルに止めた方が安全と思います。
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